海辺のカフカ |
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| この本を購入したのは2002年10月9日12:29 第2版。購入しても読み進まなかった。 80年代は村上春樹しか読まなかった。 自分が僕になる。僕が自分を代弁してくれた。 90年代になってもローテーションのように村上春樹の小説を繰り返し繰り返し読んだ。 彼は日本を離れた。そしてオウム事件が起きた。 彼はアンダーグランドで事件にコミットした。 その後の彼の小説を読む機会を遠ざけた。 先日、久しぶりに読んだ「アフターダーク」。 そして「海辺のカフカ」購入から2年を経て読終わった。 小説はモチーフがあって構想があって言葉に置き換えて物語が創造される。 その苦労の過程はわかった。 結局のところこの物語の主題は私にとっては意味のないものだった。 <それは既知のこと> でも、それは仕方のないこと。
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2005年2月3日(木)21:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | こんな本を読んだ | 管理
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